凡我一如
Brahman und Atman

z.B. シンフォニー第1番

 「凡」とは宇宙に例えられます。永遠のいのち、無始の過去から無終の未来にかけて、この天地大宇宙を生き続けている大生命のこと。「我」とは、われわれ全員の心の中にある無限の広がりをもつ宇宙、「心」とよばれているものです。その「凡」と「我」の根っこが結ばれたようにドカーンとつながった状態を『凡我一如』という、と理解しています。
 普遍的な芸術には『凡我一如』が備わっています。作曲家でいうと、H.パーセル、W.A.モーツァルト。
 人間のこざかしい意思でこねくり回すのではなく、宇宙の気を感じとり、それを五線紙に書き写したシューベルトにも、如来の声を観て聞く天与の才が備わっていました。

南無阿弥陀仏